iPhoneで動画を編集するには、動画を写真アプリで開いて 「編集」 をタップします。写真アプリでは、トリミング、切り取り、回転、明るさと色の調整、フィルタ、スローモーション部分の変更が、すべて無料でできます。クリップの結合、倍速、音楽の追加には、Appleの無料アプリiMovieを使います。写真アプリでの編集は、「元に戻す」でいつでも取り消せます。
どの編集にどのアプリを使う?
| 編集内容 | 写真アプリ | iMovie |
|---|---|---|
| 最初と最後をトリミング | できる | できる |
| 切り取り、回転、リールやTikTok用の9:16 | できる | フレームを拡大して対応 |
| 明るさ、色、フィルタ | できる | フィルタ |
| スローモーションや高フレームレート動画を遅くする | できる | できる |
| 普通の動画を倍速にする | できない | できる |
| 複数のクリップを1本にまとめる | できない | できる |
| 音楽やサウンドトラックを追加 | できない | できる |
| ピクチャ・イン・ピクチャ(隅に顔を出す) | できない | できる |
どちらもApple製で無料です。iMovieはApp Storeからダウンロードが必要な場合があります。
写真アプリで動画をトリミングする
- 動画を写真アプリで開き、「編集」 をタップします。
- フレームビューアの両端にある黄色のハンドルをドラッグして、新しい開始位置と終了位置に合わせます。
- 「完了」 をタップし、置き換えるなら 「ビデオを保存」、両方残すなら 「ビデオを新規クリップとして保存」 をタップします。
あとで取り消すには、動画を開いて「編集」をタップし、「元に戻す」 をタップします。新規クリップとして保存した動画は、元に戻せません(Appleサポート)。

動画の切り取り、回転、縦横比の変更
- 写真アプリで動画を開き、「編集」、続いて 「切り取り」 ボタンをタップします。
- 四隅をドラッグするか、縦横比のボタンをタップして、リール、ショート、TikTok向けの9:16、スクエアなどのプリセットを選びます。
- 回転ボタンで90度回転、反転ボタンで左右反転ができます。
- 「完了」 をタップします。
写真とビデオで使える同じツールは、Appleのガイドにまとまっています(Appleサポート)。
明るさと色の調整、フィルタの追加
編集画面で 「調整」 をタップし、左にスワイプして露出、ブリリアンス、ハイライトなどのスライダを使います。自動で補正するなら 「補正」 ボタンです。「フィルタ」 では「ビビッド」や「ドラマチック」などの雰囲気を適用できます。iPhone 16以降では、フォトグラフスタイルを使っている場合、フィルタの代わりにフォトグラフスタイルが使われます。ほかのクリップにも同じ編集を適用するには、「その他」ボタンの 「編集内容をコピー」 と 「編集内容をペースト」 を使います(Appleサポート)。
iPhone 16以降で空間オーディオで撮った動画には、編集画面に 「オーディオミックス」 が出ます。「フレーム」「スタジオ」「シネマティック」のサウンドを選べ、スライダで環境ノイズの量も変えられます。
動画の速度を変える(倍速・スロー)
写真アプリで遅くする:スローモードで撮った動画を開いて「編集」をタップし、フレームビューアの下にある黒い縦棒をドラッグして、ゆっくり再生する部分を決めます。高フレームレートで撮った動画は、「編集」>「ビデオ」>「再生速度」でより遅い再生を選べます。選べる数は、撮影したフォーマットによって変わります。
iMovieで倍速にする:
- iMovieで 「新規プロジェクトを開始」>「ムービー」 をタップし、動画を選んで 「ムービーを作成」 をタップします。
- タイムラインのクリップをタップし、「速度」 ボタンをタップします。
- スライダを右にドラッグすると速く(2x、1/2xのように表示)、左にドラッグすると遅くなります。範囲を追加すれば、クリップの一部だけ速度を変えられます。
- 「完了」 をタップし、共有ボタンから 「ビデオを保存」 をタップします。
iMovieは速度を変えても声のピッチを保ちます。プロジェクト設定で「ピッチを速度にあわせる」をオンにすると変わります(Appleサポート)。

複数の動画を1本につなげる(結合)
- iMovieを開き、「新規プロジェクトを開始」、続いて 「ムービー」 をタップします。
- 使いたいクリップや写真を順番にタップします。選んだ項目にはチェックマークが付きます。
- 「ムービーを作成」 をタップします。クリップがタイムラインに並ぶので、ドラッグして順番を入れ替えます。
- 「完了」 をタップして、共有または保存します。
あとからクリップを足すには、プロジェクト内の + (メディアを追加)ボタンをタップします(Appleサポート)。
動画に音楽を追加する
- iMovieのプロジェクトで 「メディアを追加(+)」 をタップし、「オーディオ」 をタップします。
- 動画の長さに合わせて調整される無料の音楽は 「サウンドトラック」、iPhoneに入っている曲は 「マイミュージック」 です。
- 曲をタップし、横の + をタップします。
投稿する動画では、音楽の権利が必要です。AppleのiMovieの使用許諾書では、購入した曲でも同じとされています(Appleサポート)。YouTubeやTikTokなら、iMovie自身のサウンドトラックか、各プラットフォームの音楽ライブラリを使うのが安全です。

顔入りの動画:リアクション、解説、ナレーション
自分を動画に入れる編集はよくあります。隅にリアクション、ゲーム実況にコメント、解説動画にナレーションなどです。iMovieでは、リアクションを別に録画してピクチャ・イン・ピクチャで配置し、手作業でタイミングを合わせます。手順はiPhoneでリアクション動画の作り方で紹介しています。
私たちのアプリOnAirは、画面録画に対してこれを一度にこなします。画面を録画し、その録画を再生しながら、カメラとマイク(または声だけ)でリアクションします。ワイプを好きな場所にドラッグし、トリミングしてシェアできます。音楽の追加、速度の変更、クリップの結合はできないので、それには写真アプリとiMovieを使ってください。
そもそも画面を録画する方法はiPhoneで画面録画するやり方にまとめています。



